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2011年2月26日 (土)

碁盤についての話 つづき

碁盤にはいろんな種類のものがあります。段ボールや画用紙やベニヤ板に線を引いて碁を楽しんでいるひともいるでしょうし、パソコン対局しかしないひともいることでしょう。

 碁石と線を引いた紙とか板があれば碁は打てます。しかし道具というものは、だれでもがすこしでもいいものを持ちたいという気持ちがあることもたしかです。道具に凝るばかりで碁がちっとも上達しなくても、榧のいい碁盤を大事にしている人をみるのはほほえましいものです。碁が強くなくても、碁盤だけは自慢できるいいものをもっているというひともたくさん知っています。人間は道具に愛着をいだきますね。

 しかし高価な碁盤は腕前とは比例しないというのが本当のところです。強くなっていい碁盤を買いたいという目標にするような人は、腕が上がってくることは確かです。

 碁盤の高級品は榧という木で作られていますが、ほかに新榧なんて碁盤もあります。

 新榧というのはスプルースというアメリカ大陸から輸入されてくる材木で、直径が大人の背丈より大きなものが沢山輸入されてきます。新榧という木材は巨大なので、碁盤にするには木取りに苦労しないのです。どこからカットしても大きな分厚い碁盤がとれます。したがって見かけはきれいなんですが、値段は日本の榧に比べると、数分の一以下の値段で買えます。

日本の榧は日本国内では稀少な材木で、そんなに巨大な木はまずありません。かなり大きな原木からでも、節があったり木目が揃わなかったりで分厚い碁盤にいいなと思えるのは一本から1~2面とれるかとれないかです。ですから高価なんです。しかも碁盤がとれるような大きな榧の木はめったに入手できなくなってしまって、いま日本でも中国産の榧が使われることがおおいのです。

中国産の榧は日本の榧よりは重くて、堅い感じがします。

日本の榧が好まれるのは、木にいわくいいがたいほどの弾力があって、打った石の衝撃を緩和してくれるのですが、中国の榧とか新榧、桂などの碁盤は石が跳ね返るような感触があって、碁を打つのにより疲れる傾向があります。

 いろいろ碁盤については興味のあることがたくさんありますが、また次の機会に。

 

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コメント

"ブログを見るのをとっても楽しみにしています☆これからも楽しく読ませて頂きますね(*^_^*)
"

コメントをありがとう。
ぼちぼちですが書いていくつもりです。
コメントいただけてうれしいです。

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